ようやく、仕事がひと段落したのでブログを再開。
あまり難しいことを書くと後から加筆修正が面倒なので、今回は軽い話題で。
昔から腕時計が好きだったが、三年前ぐらいから熱が冷め、ぱったり情報を見なくなった。おかげで、ここ数年の時計業界の動向を知らなかったのだが、どうも最近のセイコーは「プライシングが上手く」なったらしい。
程度の差はあれど、国産機械式時計が「コスパ」で舶来時計と勝負してきた側面があるのは誰しも同意すると思う。質の割に安い、これこそが日本製機械式時計のアイデンティティと言っても差し支えないだろう。
それが数年前からセイコーが値上げを始めた。全体の価格帯が2~3割高くなったのは、間違いない。しかも値崩れしないように販売経路を絞るようになった。セイコーが食えないのは、値上げと同時にブランド再編とを同時に行ったところであろう。また、品質を落とした低価格ラインもきちんと設けている点も見逃せない。お蔭で新規の消費者にとって値上がりした印象は薄いと思う。
正直、複雑な気持ちである。品質に見合った妥当な価格だし、「コスパ」から脱却しないと、いつまで経っても舶来品と渡り合えない。それは良く分かっている。しかし、それでも学生の時に憧れていた時計が、大人になっても憧れの時計のままになっているのはやっぱり虚しい。あの時、背伸びしてでも買っておくべきだったな、と後悔してやまない。

コメント
「セイコー」といえば「こち亀」の中川巡査をまず思い出してしまうワタシは変でしょうか?w
コメントありがとうございます!
仰る通り中川巡査もセイコー押しでしたね。
当時も今もそのギャップが面白いわけですが、セイコーが高級メーカーの仲間入りを果たす日を考えると、その一コマに違和感を覚える日が来るのかもしれませんね。